基本的に学生でも18歳以上なら派遣登録は可能です。一般的なアルバイトよりも時給が高く、スケジュール調整がしやすいメリットがあります。
夏休みや春休み期間を利用して事務職や営業補助の経験をつめるので、就職活動でもアピールしやすくなります。
18歳以上なら大学生でも派遣登録できる
一般的な派遣登録会に必要なもの以外に学生証を持参する必要があります。
昼間学生なら日雇い派遣原則禁止の例外の対象になるので、単発で働けるようになります。
紹介される派遣先は軽作業やデータ入力が多い
派遣登録会にくる大学生は「夏休み期間のみ働きたい」という希望が多く、1カ月以内の単発派遣を紹介されます。
紹介される派遣先は
- 工場や倉庫内の軽作業(ピッキングや仕分けなど)
- イベント・コンサートスタッフ
- 試食PR
- 事務処理・データ入力
などがあります。このうち「軽作業」は重い物を持つ可能性があるので、派遣会社の営業担当者から作業内容を詳しく聞いておきましょう。
単発バイトではなく長期(1ヶ月以上)で働きたい方には、コールセンターやアパレル販売員、受付などの仕事も紹介されます。
アルバイトとの違いは?
一般的なアルバイトと比べて派遣スタッフの最も大きな違いは「時給」ですが、それ以外にもいくつかの違いがあります。
- 派遣のほうが高時給
- ただし、派遣は交通費が支給されない
- 職場の人間関係は良くも悪くも「派遣さん」(友達はできないが辞めやすいメリットがある)
- スケジュール調整しやすい(雇用先からお願いされない)
派遣は「交通費を支給しない代わりに高時給」という側面があるので、自宅近所で短期間働きたい方には派遣がおすすめです。
働きたい職場を派遣サイトで見て気になる案件を見つけたら、無料登録してみましょう。
学生におすすめなのは大手の派遣会社!逆に注意したいのは中小派遣会社
はじめて派遣で働く学生さんには、テンプスタッフやランスタッドのような大手派遣会社をおすすめします。
派遣会社によっては「短期・単発」の求人が少ないですが、テンプスタッフやランスタッドは単発の派遣案件が多いです。有名ブランドのアパレル販売スタッフなど、学生をしながらでは採用されにくい仕事も多いです。
逆に、はじめて派遣登録するなら中小の派遣会社はおすすめしません。タウンワークやリクナビ派遣で探す場合は要注意です。
中小派遣会社は、社員教育が杜撰だったり釣り案件などのトラブルが多いからです。派遣会社の見極めに慣れている方ならよいですが、はじめて働く方が「気になる派遣求人を見て応募したのに、実際に働くのは悪条件の別企業だった」となってしまっては非常に勿体ないです。