ニクリーチは、「就活生が企業の人事担当者と焼肉や寿司を食べながら交流する」というマッチングサービスです。学生のうちから社会人と接する機会は少ないですし、会議室ではなく飲食店で話せるので、様々な話を聞くことができます。

就職活動を控えている学生とのコネクションを作りたい企業が多く登録していて、大学生なら誰でも登録することができます。

最大のメリットは『企業から客観的な評価を受けられる』ことです。実際に就活がスタートする前から、どんな会社から内定を貰えそうかを判断する材料になります。

高学歴のほうがスカウトされやすい


当然ですが、学歴が高いほうがニクリーチでスカウトがかかりやすいです。

ニクリーチは登録学生の約40%をトップランクとしており、そのうちわけは次の通りです。

  • 旧帝、一橋、早慶上智、東工大までが15%
  • MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)が10%
  • 関関同立が13%

登録学生の上位3校は、早稲田、慶應、東大となっています。

登録をおすすめできる大学生

【関東】
早稲田大学/慶應義塾大学/法政大学/中央大学/立教大学/青山学院大学/東京理科大学/東京大学/上智大学/千葉大学/筑波大学/学習院大学/横浜国立大学/首都大学東京/東京工業大学/横浜市立大学/一橋大学/東京外国語大学/津田塾大学/国際基督教大学/お茶の水女子大学
【関西】
立命館大学/関西大学/同志社大学/関西学院大学/大阪大学/京都大学/神戸大学/大阪市立大学/大阪府立大学/京都府立大学
【名古屋】
名古屋大学/南山大学/名古屋工業大学
【東北】
東北大学/国際教養大学
【九州】
九州大学/九州工業大学

企業側がランチスカウトしているのはマーチくらいまでの学生さんが多いです。

3種類のスカウトがあり、肉を食べられるのはランチスカウトだけ

ニクリーチには3種類のスカウトがあります。

  • スカウト
  • 選考直結スカウト
  • ランチスカウト

「食事をしましょう」というお誘いはランチスカウトだけです。そんなに高学歴でなければ普通のスカウトが多くきます。

ニクリーチのキャッチコピーは「お腹をすかせた学生のための就活サイト」ですが、実際には「お腹をすかせた(そこそこ高学歴の)学生のための就活サイト」なんですね。

ニクリーチに登録しておくメリット

ニクリーチに登録するメリットは『企業から客観的な評価を受けられること』です。

「どんな企業からスカウトがかかるのか」
「そもそもスカウトを受けられるのか」

就職活動において最初にやるのが自己分析です。しかし、「自分がどんな評価を受けられるか」は自分自身だけではわかりません。言い方は悪いですが、『スカウトしてきた会社がどの程度の規模か』によってあなた自身を見つめ直すことができます。

スカウトを受けても行きたくないなーと思えば無視すれば問題ありません。

人事担当者と話しをしておくメリットは大きい

ニクリーチ経由で声を掛けてくる人事担当者は、あなたにスカウトを出してきた会社を代表してきているわけです。

それなりに社会人生活を経験している人ですから、その後の就活で使えるような話しを仕入れられるのはもちろん、あなた自身の考え方がかなり社会人寄りになります。

スカウトをかけてきた会社に入社できるチャンスを掴めるのではなく、大学4年になってからの就職活動全般が有利になります。

おニクを食べるまでの簡単3ステップ

1.スカウトされる

あなたのプロフィールを参考に、企業がスカウトを送ります。

2.マッチング成立

スカウトを送ってくれた企業に返事をすればマッチング成立です。この時点で連絡先が公開されます。

3.約束した日にお肉をご馳走になる

時間・場所を決めて食事へ行きます。

1対1ではなく、少人数での食事会でのことが多いです。焼き肉だけでなく寿司やイタリアンになることもあります。時間帯によってはホテルのカフェでの軽食(パンケーキとコーヒーなど)にしてくれることもあります。

※面接ではありませんから、服装はスーツでなくても大丈夫です。ニクリーチが主催している『大ニクリーチ』でも私服の人が圧倒的に多いです。

android機種を使っている方はウェブ登録で利用できる

2018年7月現在、ニクリーチはandroidアプリがありません。android機種を使っているかたは、ニクリーチの公式サイトでウェブ登録してスカウトを待ちましょう。