多くの就活生にとって圧迫面接は出くわしたくない面接のナンバー1です。準備なしに圧迫面接されれば就活生が持っている本来の実力は発揮できません。しかし、面接が上手い人ほど採用されやすいので、内定を得るために圧迫面接対策は必須といえるでしょう。
事前にどんな面接かを知っておけば、その状況になった際に楽になります。圧迫面接を受けた際の対処法や、見分け方について紹介します。
※ページの最後では圧迫面接しない企業を選ぶ方法も紹介しています。
圧迫面接で見られているのは「ストレス耐性」と「臨機応変さ」
圧迫面接で見られるポイントは「ストレス耐性」です。
面接官が威圧的な態度で、時には人格を否定するような言葉も投げかけてきます。そんな状況で、どのように対処できるかが重要です。
圧迫面接が多いのは営業や接客が多い仕事
圧迫面接が多いのは営業の仕事です。不動産営業や保険営業、マスコミなどが代表例です。顧客からクレームを受けることが多ければ、ストレス耐性が高くなければやっていけません。
気持ちが折れないためにも気合や根性が一番大切な職場は存在します。
基本的な対処法は「とにかく動じない事」
感情を表に出さないように気を付けましょう。動じたらおしまいです。
- 面接官も仕事で圧迫面接していると割り切る
- 負の感情を表に出さない
理不尽なことを言われ続ければ負の感情でいっぱいになってしまいます。終始、冷静な気持ちで、落ち着いて面接官の問いに答えていきましょう。難しいですけどね。こればかりは場数を踏むしかありません。
なお、圧迫面接の場数を踏む前にメンタルがやられてしまうこともあります。そうなる前に、圧迫面接しない企業を選んで就活していくのも一つの方法です。
最もよくある2つの質問
1.とにかく「で?」「なぜ?」が多い
面接官との話が盛り上がらないパターンです。「それで?」「どうして?」が4~5回続くこともあります。
1つの回答に対して5回ほど掘り下げておきましょう。
最後に「なんで最初から全部言わないの?」と聞かれることもありますが、「面接対策として用意してきました」と言えばOKです。
2.「あなた向いてないから帰っていいよ」
面接で「帰れ」と言われるのもよくあるパターンです。実際、営業の仕事では相手から「帰れ」と言われてから勝負なのも事実です。
「せっかく時間を取っていただいたのですから少しだけ話を聞いてください」と笑顔で返しましょう。
圧迫面接しない企業を選んで就活する方法
圧迫面接しない企業を選んで就活していくのも一つの手です。
運悪く圧迫面接ばかりに当たってしまえば、内定を貰う前にあなたのメンタルがやられてしまいます。そうなれば社会人としてのキャリアを積んでいくどころではなく、身体を壊して棒に振りかねません。
そこで利用して欲しいのがキャリアチケットなどの就活生向けエージェントです。離職率の低い企業のみを紹介してもらえますし、キャリアアドバイザーから面接官や上司になる人の人柄を伝えてくれます。
圧迫面接をしない企業を選んだ方が長く働けることが多いです
筆者としては、圧迫面接した時点で内定辞退を決めてしまうのが良いと思います。圧迫面接を採用している企業のほとんどは、3年以内離職率が3割を超えているからです。
圧迫面接をしてくる面接官がいる企業は、上司が部下に対してそういうに接する社風があります。ストレスの高い職場なので離職率も高く、早期退職して第二新卒として就活をやり直す人も多いです。
それも一つのキャリアの積み方ですが、最初に就職した会社でキャリアを積んでいくほうが良いに決まっています。
また、圧迫面接すれば応募者の本来の実力は発揮できません。「ストレス耐性が高いかどうか」は分かりますが、それ以外の人柄などは見えてきません。そのため、最近では採用面接で応募者本来の能力を見極める方法が主流です。
圧迫面接しない企業を選ぶことで、あなた本来の実力を発揮できる企業が見つかりやすくなります。当サイトとしては、長く働ける企業を選ぶためにも「圧迫面接をしない企業」を選んで就活することをおすすめします。