派遣会社の登録会では、WordやExcel、一般常識テストなどで登録スタッフのスキルを測ります。
あなたの現在のスキルを証明するためのテストで、派遣会社が派遣先企業に「この人は最低ラインのスキルは持ってますよ」とアピールするための材料になります。
「派遣会社に登録する前にしっかり対策しなきゃ!」と思われるかたもいますが、ほとんどの派遣会社は研修を行ったり練習ツールを用意しています。スキルチェックは何度もやり直しできるので、派遣登録後に再度受けて更新していくのがおすすめです。
アデコのように、登録会ではなく自宅のパソコンを使ってスキルチェックを受ける派遣会社もあります。特別な対策は必要ないので、あなたのありのままを出したほうが自分にあった職場を紹介してもらいやすいです。
どんなスキルチェックが行われているのか
スキルチェックの内容は各社そこまで違いません。下記を把握しておけば、登録会の当日に困ることはありません。
- PCスキルテスト
・タイピングテスト(和文・英文・テンキー入力)
・ワードやエクセルの基本的な使い方のチェック - 一般常識テスト
・漢字の読み書き
・簡単な計算
・ビジネスマナー - SPIテスト(就職活動でお馴染みの適性検査)
- 英語テスト
・英文メールの読解
・英作文
・自己PRを英語で行う
希望する職種によってスキルチェックが異なる
派遣会社に登録する人全員が同じスキルチェックを受けるわけではありません。希望する職種によって異なる場合があります。
通訳や貿易事務を希望する人は英語のテストが行われますし、経理事務を希望している人は簿記や計算問題が行われます。データ入力を希望するならタイピングテストは絶対に行われます。
スキルチェックのない派遣会社を薦めない理由
事務系の派遣求人を扱っているにも関わらずテストを実施していない小さな派遣会社はあります。しかし、スキルチェックをしないでも登録者にマッチした企業を紹介できるわけではなく、『紹介できる求人が少ないのでスキルチェックするまでもない』のが現状です。
「スキルチェックしたくないから」という理由で大手を避けるのはやめておきましょう。大手の方が求人数が多く福利厚生も充実していますし、派遣先企業の労働環境調査も行っています。
派遣会社ごとのスキルチェックの内容
テンプスタッフ
- テンキー操作
- タイピング
- Excel
※自宅での事前テストを実施しています。
マイナビ派遣
- タイピング
- Excel,Word
- 文章校正
アデコ
- キータッチ
- キャラクターテスト(適性診断)
- 一般常識(漢字の読みや計算問題)
リクルートスタッフィング
- 適性診断(計算・読み書き・照合)
- 指向サーベイ(考え方や行動パターンをテストし、職務や組織についてどのように考えているかのテスト)
派遣のスキルチェック対策ができる無料サイト
会員登録がいらない練習サイトを紹介します。
Benesse マナビジョン(タイピングスキル)
http://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/nihongonyuryoku.html
無料スキルチェック(スキルチェック全般)
http://accesspoint.co.jp/web_test/jsa/index_web.html
パソカレッジ(パソコンスキル全般)
e-typing(タイピングスキル)
https://www.e-typing.ne.jp/
マイタイピング(タイピングスキル)
https://typing.twi1.me/