35歳という年齢を節目に、「転職する最後のチャンスは今か?」と検討している人も少なくありません。
一昔前までは35歳以上になると転職が難しくなる「35歳限界説」が定説でした。定年退職までの年齢を考えると成長・活躍できる余地が少ないためと言われています。
しかし、現在では35歳というボーダーラインの意味がなくなりつつあります。
「DODA」を運営するパーソルキャリアによると、2017年にDODAを利用して転職した人の平均年齢は32.1歳でした。10年前の29.1歳と比べて3歳以上上昇しています。
転職年齢が上がった理由は大きく3つあります。
- 採用ターゲットの変化
- 人事制度の変化
- 働き方の変化
管理職経験の有無にとらわれない30代の採用や、経験や実績を重視する即戦力採用が活発になっているわけです。35歳転職のリスクはありますが、年齢だけを理由に転職を諦める必要はありません。
「安定した大きな会社」よりも「自分が活躍できる仕事」を選ぶ
転職先選びを「企業選び」と「業種・職種選び」に分類した場合、安定した収入を望むならどうしても大企業を選ぶことになります。
人気のある大企業は募集数の割に応募者が多いです。目標にする場合で働こうと思うと、過酷な競争に参加しなければいけません。
就職経験のない新卒学生とは違い、30代後半の転職活動では「いかに自分が活躍できる仕事かどうか」を基準に転職先を選んだ方がよいでしょう。
35歳転職に潜む3つのリスク
転職はメリットばかりではありません。
1.上司が年下になる可能性
新しい会社では新入社員です。上司や同期が年下になります。
2.収入が下がる可能性
収入を上げるためには転職するのが一番ですが、転職1年目は給料が下がる可能性もあります。応募時や採用面接で給与条件をしっかり確認するか、転職エージェントを利用して給与交渉をしっかり行いましょう。
今の職場が体力的に厳しくて続けられないなら別ですが、収入が下がる転職は避けた方が無難です。
3.即戦力として活躍しなければいけないプレッシャー
経験や実績をアピールして転職したのですから、会社からのフォローを多く望めません。会社独特のやり方や新しい知識を覚えていき、その上で会社の売上に貢献できるような活躍を求められます。
参考サイト:https://doda.jp/guide/age/
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DODAはパーソルキャリア株式会社(旧株式会社インテリジェンス)が運営している転職サイトです。
他社では転職エージェントと転職サイトは別サービスとしていることが多いですが、DODAは1つのサイト内で両方を利用できます。
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