会社勤めをしている人なら、毎月決まった日に給与を受け取ります。その際に「手取り○○円」という言い方をしますが、なぜ『手取り』となるかご存知でしょうか?

実際に受け取ることができるお金なのはわかりますが、一体なにが引かれているか把握してないかたも多いでしょう。

月給の基礎知識と、手取りの金額がいくらか計算する方法について紹介します。

月給の基礎知識

給料と給与の違い

給料 基本給とよばれる部分のことです。
給与 給料にボーナスや手当て(残業手当・家族手当・住居手当など)を含めたもの。
会社から受けとる報酬のすべてです。

月給と月収の違い

月給 給料と、毎月固定で支払われる手当てを合わせたもの
月収 1年で受け取った給与を12で割ったもの

残業手当やインセンティブ報酬は月給には含まれません。

手取り給料とは?

手取りとは『毎月の給与から、所得税や保険が引かれたあとの金額(実際に受け取ることができるお金)』です。

求人票や転職サイトには月給や年収例が表示されていますが、引かれる前の金額だという点に注意しましょう。

手取りの目安は給料に0.8を掛けた金額です。給料から引かれるものの計算はとても複雑ですから、月給×0.8でだいたいの金額を予想してみましょう。

給与から引かれるもの一覧

給与から何が引かれて手取りになるかを見ていきましょう。

所得税

給料から、諸手当を除いた部分にかかる税金です。所得税は年収が高いほど税率が高くなる累進課税という仕組みになっており、給料の支払い時には源泉徴収という形で天引きされます。

所得税は月々の支給額によって変動するので、残業の多かった月は、他の月より多めに引かれます。

健康保険

病気のとき、3割負担で病院にかかれる医療保険です。保険料は会社と半分ずつ負担します。

健康保険料や年金など・住民税は一度決まると1年間はかわりません。

厚生年金

将来年金をもらうために払います。会社と半分ずつ負担します。

雇用保険

失業したときに、失業給付を受けるための保険です。事業によって保険料率が異なります。

住民税

住んでいる都道府県・市町村に納める税金です。前年の年収によって金額が決まります。

介護保険

40歳以上になると加入義務が発生し、健康保険料と一緒に納めます。

その他、会社によって引かれるもの

退職金の積み立て・労働組合費・寮費・社員持ち株など

手取りの目安は給与に0.8を掛けた金額

手取りとして手元に入るのは、給与の75%~80%です。

所得税は累進課税なので、給与が高くなれば所得税率も上がります。額面が60万円を越えると約75%になります。

給与 手取りの目安
20万円 16万円
25万円 20万円
30万円 24万円
35万円 28万円
40万円 32万円
50万円 38.5万円
60万円 45万円

正確な手取りを知るには、会社が加入している健康保険組合や、国税庁・市区町村などのウェブサイトで正確に税率を調べる必要があります。


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