考える男

新卒で営業の仕事を選んだけれど、次の仕事は営業以外にしようかな?

第二新卒で営業以外の仕事を探し始める人は少なくありません。主に2つの選択肢があります。

  • 営業以外の職種にする(事務や広報を目指す)
  • 営業の種類を変える(新規営業から既存営業・個人営業から法人営業など)

営業以外の職種にする際の注意点

はっきり言って「営業以外ならなんでも良い」は危険です。

「営業以外」とネガティブな理由で仕事を探しても、採用されてから「想像とは違った…」という失敗が起こりがちです。

重要なのは「なぜ営業以外の仕事をやりたいか」です。単に「営業以外」といってもさまざまな職種があります。企業の面接では、希望する職種に対する熱意をアピールできるようにならなければいけません。

具体的にどんな仕事をしたいのか決まっていなければ、まずは自分がやりたい職種を特定する作業が必要です。

営業の種類を変える

新卒入社して1年~3年も経っている第二新卒者なら、自分に現在の営業スタイルが上手くいってないことくらいは判断できると思います。

現在とは異なる営業の仕事に変えるのも一つの手です。営業の仕事にも色々ありますから、個人向け営業で上手くいってないな法人営業へ、新規開拓が上手くいかないなら既存客営業に変えてみるやり方もあります。

営業の種類を紹介します。

・新規開拓営業
新規顧客を開拓して売り上げを増やします。飛び込み営業やテレアポ営業などがあります。

・既存営業(ルートセールス)
すでに取引のある顧客を回る営業です。配送を兼ねて得意先を回り、再び注文を受けるのが主な業務となります。MR(医薬情報担当者)も既存営業の一つです。

・反響営業
相手からの問い合わせに対応する営業です。不動産仲介のカウンター営業や、キャリアカウンセラーなどが当たります。

・法人営業
企業相手の営業です。アポイントを取ってしっかりとメリットを伝える必要があります。

・個人営業
個人相手の営業です。相手が個人なので、その人のお財布事情や人間としての好き嫌いがあります。

その人に向いている営業・向いていない営業はあります。個人向けの保険営業から法人客への鉄鋼製品の営業職へ転職した例もあれば、不動産売買の仲介営業から不動産賃貸の仲介営業へ転職して年収アップした例だってあります。

自分に向いている営業がないか調べてみるのもよいでしょう。