正社員で手取り１０万円の人が転職で収入を２倍にする方法

「正社員で手取り10万円です。収入アップするにはどうしたらいいですか？」

転職エージェントで自分がどのくらいの給料をもらえるか確認してみましょう。手取り10万円で働いている方なら、転職後に収入アップする可能生が大です。

正社員として働いているけれど、手取り給料が10万円という人は少なくありません。

しかし、フルタイム勤務しているのにこの収入は低すぎます。「正社員」というだけで最低賃金で働いているのでしょう。

現在の日本は人手不足で売り手市場ですから、転職すれば給料は増えます。20代～30代なら転職しやすいので、転職活動も短期間ですすめられます。

20代前半の平均年収は20万円前後

厚生労働省が発表する賃金構造基本統計調査よると、1カ月の賃金の平均は30万4千円です。

もっとも平均が低い20代前半の場合、男性は20万9千円、女性は19万9千円です。

つまり、手取り10万は平均よりも異常に低いです。

時給1000円なら手取り14万円程度ですし、時給1200円なら手取りは18万円程度です。

フリーターとして都市部で働いたり、派遣社員になった方がよっぽど給料は高くなります。

一応「正社員」として雇われているけれど、実際は「名ばかり正社員」と呼ばれるタイプは多いです。低賃金で昇給やボーナスもなく、退職金すらないケースもあります。

実は、法的には正社員の最低基準の定めはありません。どんなに条件が悪くても「正社員」と呼ぶことは違法にはならないわけです。

手取り10万円だと最低賃金以下になっている場合もあります。

給与総支給額が12～13万円なら、社会保険や厚生年金の控除をされて手取り10万円くらいです。しかし、給与が15万円以上なのに手取りが10万円台なら、支給されている賃金から引かれているものにも問題があるかもしれません。

こんな会社で働いていても自分の人生が台無しになるだけです。「自分が働ける会社はどのくらいの待遇で募集しているか」を知っておいたほうがよいでしょう。

転職で給料が増える人は全体の3割程度と言われています。

しかし、手取り10万円で働いている人なら別です。月5万円アップなら決して難しくありませんし、ボーナスが支給されて年収300万円ラインに届くケースも十分にあります。

転職活動する際には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントなら、違法労働をさせているブラック企業や、名ばかり正社員を募集している求人を避けて転職活動を行うことができます。